電動商品開発部ではこれまでの自動車駆動系部品とは別の新しい製品の開発を行っており、メカ・電気・制御など幅広い分野の技術が求められます。私はその中でも主に制御にあたるソフトウェアの設計開発を行っています。業務としては制御アルゴリズムの提案や制御ソフトウェア設計仕様書の作成、完成したソフトウェアのデバッグ・チューニング作業が中心ですが、時には提案した制御アルゴリズムの特許出願や展示会でのニーズ調査などもします。
入社2年目から電動駆動ユニット(E3-Assist Pallet) のソフトウェア設計に携わっていますが、自分が提案したアシスト制御アルゴリズムを実装した試作機を実証試験に送り出した際に、実証先からアシスト制御に対して「これは良いですね!」と言っていただくたびに、達成感とやりがいを感じることができます。
エクセディを知ったきっかけは大学の企業掲示板のポスターでした。学生時代は電気情報系を専攻していましたので、普通であれば電気系のメーカーなどへ就職することが普通ですが、そういったメーカーはゼロから製品開発に携わることはなかなかできません。エクセディならゼロに近い状態から製品開発に携わることができると考えて、入社を決めました。入社後は、制御アルゴリズムの提案から実装まで携わることができ、入社して良かったと感じています。
自動車業界は100年に一度の変革期を迎えています。エクセディとして、自動車以外に適用する製品も積極的に開発していかないと生き残ってはいけない、そんな社会になりつつあります。私はまだ技術者としては未熟者です。まずは、日々の業務を通じて、電気・機械・制御の知識を深めていき、1日でも早く一人前の技術者になりたいと思っています。その上で、ユーザーの方々に「これがあって良かった」、「この製品があって助かった」と喜んでいただける、そんな製品を開発し、世に送り出すのが私の目標です。
就職活動では、しっかりと自己分析して自分のアピールポイントを挙げることが大切、と耳にするかと思います。確かにそれは大切なことですが、いくら良いアピールポイントがあったとしても、選考先の企業で活用できないと、なかなか内定はもらえません。自分のアピールポイントをしっかりと伝えているはずなのに内定がもらえない… そんなときは、これまで受けてきた企業の仕事内容と自分のアピールポイントにアンマッチがないかを振り返ってみてください。また、業種を絞って就職活動を行っていて、なかなかうまくいかないときは、思い切って異なる業種に変えてみると、良い結果が得られることもあります。
内定が貰えず落ち込むこともあると思いますが、気持ちを切り替えて、就職活動を頑張って下さい。
私が所属している先行開発部の仕事は、 その名の通り、世の中に先行して製品や技術の開発を行う部署です。日々新しい課題に取り組み、活発な議論を行うクリエイティブな業務が多いです。
その中で私は、既存の自動車用製品を、自動車以外のモビリティに適用する新製品の開発を担当しています。入社前から新製品の開発に携わりたいという想いがあり、入社1年目の冬頃から開発活動に参画することになりました。業務内容としては、頭を使う部品の設計はもちろんですが、自分の体を動かす組立や実験、プロジェクトの管理、一見すると設計には縁遠い商品企画まで、幅広く関わっています。会社として今まで取り組んだことのない事業への挑戦ですので、今やるべきことを自分で考えて提案しながら仕事を進めることができるという点が面白いポイントだと思いますし、やりがいがあると感じます。特に自分の考えた構造や機能について仮説を立て、大学と共同研究を行い、実証できたときはすごく嬉しかったです。
私は機械工学を専攻していましたので、大学で学んだことを活かせるエンジニアの仕事がしたいと思っており、また、新製品を作って世に送り出してみたいという想いを持っていました。就職活動時に何度か会社のイベントに足を運び、先輩社員の話を聞いたりする中で、エクセディの新製品への思いとチャレンジ精神を感じることができたことが決め手になったと思います。自分自身がチャレンジすることが得意だったので、自分の特性と会社の風土が合いそうだと感じ、ここならきっと頑張れると思い入社しました。
今担当している新製品を世に送り出せるように、万全の状態にすることを目指しています。今までエクセディが経験していない仕事を開拓し、また、お客様に喜んでいただけるような良い製品を提供し、社会の課題を少しづつ解決していきたいです。そのためには経験を積む、ということはもちろんですが、必要だと思う知識は主体的に取り入れてアップデートしていき、自分が目指すエンジニア像を実現したいと思います。
就職活動は自分を見つめ直し、「将来の理想」と「自分の強み」を見つける活動だと思います。自分を見つめる、ということは非常にエネルギーが必要ですし、精神的に辛い時もあるはずです。しかし、ここで見つけた自分の強みというものは社会人になってからの大きな武器になるので、地道に頑張る価値があると思います。
企業を選ぶ際にも、自分の強みがわかっていれば、どの企業であれば最大限に力を発揮できるのかが見えてきます。もちろん、企業によって働き方、福利厚生など様々な条件があると思いますので、インターネット上で得た情報のみでなく、自分の足で直接新鮮な情報を取りに行き、将来どのように働きたいのかという理想と情報を照らし合わせて選んで欲しいと思います。あなたの理想に最も近く、あなたが最も輝ける企業はどこか?ということを突き詰めて熟考し、「あのとき頑張ってよかった」と思えるような、悔いの残らない、充実した就職活動にしてください。