動くリングの画像 | Neibo公式サイト
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導入事例CASE

株式会社島津製作所 紫野工場の導入事例の様子|「Neibo」公式サイト
2026.6.11マルチロボット

株式会社島津製作所 紫野工場

物流危機を見据えた自動化への第一歩
AMR導入による環境構築と、マルチロボットの「次なる活用」への期待

導入先:株式会社島津製作所 紫野工場
業種:精密機器製造
導入商品:マルチロボット(MLRB)
今回ご紹介する株式会社島津製作所は、日本を代表する精密機器メーカーです。 「Neibo」をご導入いただいた紫野工場は、同社のモノづくりを支える重要な国内拠点です。
本プロジェクトの中心となった株式会社島津製作所 分析計測事業部の伊藤様と星様に、実際の導入プロセスから運用開始後の様子まで、詳しくお話を伺いました。

人に依存する物流への危機感
多品種を扱う工場が挑む初めてのAMR導入

紫野工場では、材料試験機や粉体塗装、高速度カメラなど多岐にわたる製品を製造しています。特注品も多く、扱う部品は小物から大型試験機用の重量物・長尺部品まで非常に幅広いのが特徴です。 これまで工場内の物流業務は外部に委託していましたが、年々人員の確保が難しくなっていました。「将来的に人に依存する物流の維持は困難になる」という強い危機感から、今のうちから物流の自動化に取り組む必要性を感じていました。
しかし、当工場ではこれまでAMRAGVの導入実績がありませんでした。そのため、「スムーズに導入できること」「高額すぎないこと」「今後の運用拡大が容易であること」、そして「100kg程度の重量物も運搬可能であること」を条件に、自動化システムの検討をスタートしました。

4機種のAMRを比較検討
Neiboマルチロボットを選んだ3つの理由

展示会で様々なロボットを視察し、持ち上げ型や牽引型、小型など4機種のAMRを比較検討しました。比較の軸としたのは「価格」「運搬重量」「ティーチング(運搬指示)のしやすさ」「トラブル発生時の対応の速さ」です。
最終的に「Neibo」のマルチロボットを選んだ決め手は、以下の点でした。

1. 「ノーコードで使える標準アプリ」の使いやすさ

他社製品は設定画面を見ても自分たちで運用するイメージが湧きませんでしたが、Neiboの標準アプリノーコードでとっつきやすく、直感的にルート作成ができると感じました。

2. 用途の幅広さ

牽引タイプでも積載でも運べるというNeiboの柔軟性が魅力でした。

3. 国産メーカーならではの安心感

海外製(中国製など)は安価なものの、「壊れたら本体ごと交換で、サポートは期待できない」という懸念がありました。Neiboは日本人的感覚でスピーディーに対応してくれる国産メーカーであり、大きなメリットを感じました。

株式会社島津製作所 紫野工場の導入事例の様子|「Neibo」公式サイト
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現場の抵抗感と、直面した「ロボットフレンドリーな環境作り」の難しさ

初めてのAMR導入は、決してスムーズなことばかりではありませんでした。 導入当初、ロボットの電源入れやバッテリー交換、アプリの起動など、PC操作に不慣れな現場からは多少の抵抗感がありました。また、ロボットの「目印」となる固定物を工場内にたくさん置いたことで、現場から「邪魔だよ、どけてよ」と言われてしまい、その調整には一番苦労しました。
既存の工場にロボットを適用することの難しさ、すなわち「ロボットフレンドリーな環境作り」の壁に直面したのです。ロボットという「道具」を入れるだけでなく、ロボットが動きやすいように物の置き方を工夫するなど、現場の業務フローを一部変更する必要があり、その理解を得るには時間を要しました。

株式会社島津製作所 紫野工場の導入事例の様子|「Neibo」公式サイト
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現場の理解が進み、1台導入で月40時間の工数削減へ

現場での検証と調整を重ね、少しずつ運用に慣れ始めると、物品の自動搬送が業務効率化に繋がることが実感できるようになりました。現在では、工場内の着荷梱包エリアへ物品を届ける労力が削減され、マルチロボット1台で月に約40時間の工数削減効果が出ています。人力では労力を要する搬送作業を自動化できたことで、利便性の高さを評価しています。
また、稼働中に発生したエラーへの問い合わせに対しても、エクセディから迅速な回答が得られました。必要に応じて直接工場へ訪問し、現場での検証や本体設定、プログラム改修を行ってくれるなど、運用改善に向けた手厚いサポート体制には非常に助けられています。

「もっと色々な使い方ができる」
稼働率の課題と膨らむ次なる活用アイデア

一方で、現状の課題やNeiboへの要望もあります。 現在は稟議を通した時よりも運搬する部品が少なく、1往復で済んでしまったり、午前中でロボットの仕事が終わってしまったりする日もあり、稼働率の向上が課題です。
今後は、工場内での使用範囲をさらに拡大していく予定です。パレットで来たものを台車に乗せ替えてロボットで引っ張る仕組みの構築や、自動音声を発しながらの「工場見学の案内係」、3Dカメラと同期させた「夜間の設備点検・監視(警備員の代替)」など、物流以外の活用構想も膨らんでいます。Neiboは私たちが考えている以上に色々な使い方ができると感じているため、​エクセディには積極的な活用方法の提案や、追加要望への対応を期待しています。

株式会社島津製作所 紫野工場の導入事例の様子|「Neibo」公式サイト
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現場を巻き込み、まずは動かしてみる
同じ課題を抱える製造業へのメッセージ

労働人口が減っている昨今、物流の自動化への第一歩を踏み出したと日々実感しています。
これからAMRの導入を検討される企業様へのアドバイスとしては、「最初から現場の人を巻き込み、業務内容を細かくヒアリングしておくこと」がスムーズな導入の鍵になります。そして、「時間をかけて実際に動かしてもらい、後から便利さを実感してもらうこと」が大切です。実際に触ってもらうことで、現場も「新しくなってきたな」と前向きに捉えてくれるはずです。

株式会社島津製作所 紫野工場の導入事例の様子|「Neibo」公式サイト
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株式会社島津製作所 紫野工場様
取材のご協力、誠にありがとうございました。

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