磁気テープの維持管理から解放！ 現場主導でルート変更できるAMR「Neibo」がもたらした効果

エクセディ　川越工場（埼玉県川越市）

今回ご紹介する事例は、私達「株式会社エクセディ」の埼玉県川越工場での導入事例です。

お話を伺ったのは、今回のAMR導入プロジェクトの中心となって推進された担当者の廣瀨さんです。

導入検討の際は、本当に活躍するAVGやAMRを選びたいという背景から、Neiboと他社製品との比較検討を忖度なく行われたそうです。
実際の導入プロセス、そして運用開始後のリアルな効果をインタビューしました。

1. 導入前の課題
「老朽化したAGVと磁気テープの維持管理」

川越工場では長年、倉庫から出荷される部品の搬送をAGVに委ねてきましたが、老朽化に伴う故障が増え、入れ替えが急務となっていました。
さらにAGVの走行に必要な磁気テープの維持管理が大きな負担で、特にカーブ部の消耗が激しく、毎週30分×2名の貼り替え作業が発生していました。
そこで現場の生産性向上のため、AGVの入れ替えではなく、磁気テープ敷設が不要なAMRへの移行を検討することにしました。

最重要条件は牽引できる重量とサイズです。既存AGVでは積載量を落として運用していました。
500kg超の完成品を載せた網パレットを確実に牽引できること、その網パレットを載せた手押し台車を牽引できることを必須条件に設定。そのうえで既存AGVと同一ルートを問題なく走行できることを求めました。

Neiboは社内開発製品ですから、自然と第一候補になりました。比較検討については、重量とサイズの両要件を同時に満たせる選択肢が当時はほぼ見当たらず、牽引可能なものも見積もりを取ると費用感が合わず、Neibo決め打ちでした。
さらに、現場主体でプログラムやルートを即座に微調整できる標準アプリの優れた操作性が、現場の生産性に直結し、採用を後押ししました。

導入から立ち上げまで極めてスムーズでした。マッピングと地図調整に1日、ルート設定に1日の計2日で導入完了。 期間中はNeibo技術スタッフが常駐し、致命的なトラブルはゼロでした。
小さなエラーもその場で即解決いただき、自前の地図作成や走行トレーニングへ迅速に移行できました。

レスポンスが圧倒的に速いのが印象的でした。フォークリフト運転手がNeiboを操作するための遠隔ボタンの追加といったカスタマイズにも即応していただきました。 Neiboチームの社員は若くて熱量が高い方々で、推進力が抜群でした。 当初は経験面を懸念しましたが、まったくの杞憂でした（笑）。 運用開始後、とりわけ価値を感じたのはリモート対応。Neiboサポートチームは大阪本社からログを確認し、原因特定〜再現〜設定変更まで遠隔で完結。現地出張に頼らず短時間で解決でき、先代AGVの“数日〜1週間待ち”のボトルネックを解消しました。

省人化1名分を達成しました。現在はAGVと併用していますが、完全移行後は磁気テープの維持管理が不要となり、貼り替え工数の削減効果がさらに上乗せされる見込みです。

違和感なくスムーズに受け入れられました。手順書1枚で操作を習得でき、磁気テープ不要という明快なメリットが現場で高評価です。
また走行設定の自由度が高いため、AGV時代の運用ルールがそのまま適用でき、移行も円滑でした。現場からは「使いやすい」、「分かりやすい」という声が多数上がっています。

良い点は、現場で直感的にプログラムやルートを編集でき、思いついた動作を即実装できる使いやすさです。 さらに導入・サポートの俊敏さ、リモート支援の手厚さも際立ちます。

AGVからの移行では、まず「重量・サイズ要件」を確実に満たせるか、次に「現場での操作性（自分たちで直せる・変えられる）」を確認すると良いと思います。
レイアウトや荷物の置き場が動く現場ほど、Neiboの真価が発揮されます。自由走行と迅速なルート変更で、磁気テープの維持・貼り替えから解放されるだけでも投資効果は絶大なはずです。


Neiboなら、これらすべての要件を高いレベルで満たしてくれます。トラブル時もリモート調査・調整で迅速復旧が可能です。
ぜひNeiboをご検討ください。

Neiboスマートロボットサービス公式サイト｜株式会社エクセディ