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2022/12/08トピックス

近畿大学と共同で開発した超小型人工衛星が、宇宙へ放出されました。

近畿大学理工学部が、日本カーバイド工業株式会社と当社で共同開発した、超小型人工衛星「宇宙マグロ1号(SpaceTuna1)」が、2022年12月2日に国際宇宙ステーション(ISS)内にある日本の実験棟「きぼう」から宇宙空間へ放出されました。

宇宙空間に放出された「宇宙マグロ1号」
(近畿大学東大阪キャンパスで行われたパブリックビューイングのプロジェクタの映像より)

「宇宙マグロ1号」打ち上げプロジェクトについて

近畿大学の学⽣の「超⼩型衛星を作りたい」という強い想いから始まったプロジェクトで、学⽣が⾃らの⼿で組み⽴てて衛星を完成させました。
地上から約400km離れた地球周回軌道上の「宇宙マグロ1号」にレーザーを照射し、反射強度の基礎データを実測します。このプロジェクトは、持続可能な宇宙事業開発への貢献を⽬指すもので、レーザー反射の技術を応⽤すれば、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収に役⽴つことが期待されます。

「宇宙マグロ1号」のフレームには、当社の生産技術の精密加工技術が活かされています。

宇宙マグロ1号(SpaceTuna1)
衛星内側に取り付けられた印字プレート