ニュース
エクセディのニュース、
お知らせを
ご覧いただけます。
2026/05/11ニュースリリース
イギリス子会社が開発したインホイールモータを仏ルノー社の車両に搭載し、欧州乗用車初の量産販売を開始
当社の連結子会社である Protean Electric Ltd.(所在地:イギリス・サリー州、CEO:Mr. Andrew John Graham Whitehead)が開発した、乗用車向けインホイールモータが、フランスの大手自動車メーカーであるルノー社の車両に搭載され、2027年より販売開始することになりました。
欧州大手自動車メーカーが製造する乗用車にインホイールモータを搭載し、販売するのは世界初となります。

Protean社のインホイールモータが搭載される Renault 5 Turbo 3E
概 要
自動車業界の「CASE」と呼ばれる変革期を迎えている中、中長期的な企業価値の向上を実現するため、当社は事業ポートフォリオを転換に取り組んでいます。その中、自動車産業は今後も重要な市場であり続けると考え、自動車産業を事業ポートフォリオの重要な柱の一つと位置付け、電動化の進展に対応するために必要な技術の獲得を進めております。
今年3月に当社が子会社化したProtean社は、駆動用モータをホイールに内蔵するインホイールモータの開発・製造・販売を手掛けるマーケットリーダーで、その技術は、車両制御・運動性能の向上、設計自由度の拡大、機械・電気・制御の統合による駆動方式の革新、SDV化における制御統合の課題解決に繋がると期待され、今回のルノー社車両への採用に繋がりました。
Protean社のインホイールモータの製品特長

- 電費性能:
ギアやシャフトが不要なダイレクト駆動により、動力伝達ロスを低減し、高効率な走行を可能にします。 - 車両運動性能:
高応答な4輪独立制御により、高い走行安定性と優れた操縦性・安全性を両立します。 - 居住性:
駆動装置をタイヤ内に集約することで、車室空間を拡大し、車両設計の自由度を高めます。
今後の展開
当社は、ルノー車への採用が決定したインホイールモータに加え、今後も他車種および他社車両への採用を目指し、開発を継続してまいります。Protean社の製品が持つ優位性を最大限に活用し、電動車駆動部品のリーディングカンパニーとしての地位を確立することで、脱炭素社会の実現をはじめとする環境負荷の最小化に貢献し、社会課題の解決に尽力いたします。
また、Protean社の先進的な電気・制御開発技術と、当社が長年駆動系部品で培ってきた技術や品質、顧客基盤、グローバル拠点のノウハウを融合させることで、「人や物の移動を快適にする製品」を創造し、提供してまいります。
(ご参考)
当社は2050年度に目指す姿として長期ビジョンを策定しております。これは当社の企業理念(「喜びの創造」)及び当社を取り巻く事業環境の大きな変化を踏まえて作り上げたものです。2024年、当社は長期ビジョンを実現するため、事業戦略・財務戦略・ESG戦略から構成される中長期戦略及び中期経営計画「変革/REVOLUTION 2026」を公表しました。当社は同戦略の遂行により、企業価値向上を図ってまいります。本案件はこの中長期戦略に基づくものとなります。


Protean Electricについて

Protean Electricは、インホイールモータのリーディング企業で、インバータを含む一体型駆動ユニットを開発し、既に高性能EV・EVコンバージョンやコンセプトカー向けの採用実績があります。英国の本社・R&D機能に加えて、中国・天津に製造工場を、上海にオフィスを構えています。
| 社名 | Protean Electric Ltd. |
|---|---|
| 本社所在地 | Farnham, Surrey, UK |
| 代表者 | Mr. Andrew John Graham Whitehead |
| 業務内容 | インホイールモータの開発、生産、販売 |
| 設立 | 2008年 |
| 公式ウェブサイト | https://www.proteanelectric.com/ |







