サステナビリティ
エクセディグループの
サステナビリティ活動を
ご紹介いたします。
安全衛生活動
「健康なくして安全なし、安全なくして企業の存続なし」の考えに基づき、「ゼロ災」の達成に向けて従業員の安全を確保する活動を推進しています。
エクセディグループにおける2023年度の重大災害 ※ 及び死亡に至る事故件数はゼロでした。
※重大災害の定義:
①労働者の死亡、②労働者が負傷又は疾病にかかったことにより、労働者災害補償保険法施行規則 別表第一障害等級表において障害等級第1級から第8級までの身体障害欄に掲げる障害のいずれかに該当する障害が生じたもの又は生じるおそれのあるもの
全従業員対象の「安全人間づくり」
会社方針にある「安全最優先」。これは何事においても安全を最優先に判断するという弊社グループの基本の考えです。
2022年度における安全と健康に関する研修の実施状況は以下の通りです。
安全教育
災害報告書をグループ内に展開の上、各社で安全衛生委員会を毎月実施し、全従業員への啓蒙教育を実施(従業員の受講率 100%)。加えて、採用時の安全教育、配属前の安全教育を実施。
安全基礎教育
実際の現場で絶対に安全第一で作業が出来るよう、事前に危険を予知し未然防止できるよう、座学による安全教育と、実際に発生した事例を基に作られた17種類の体感機が設置されている安全道場での実技を含めた教育で構成されている研修です。この講座で合格し、安全人間として認定されると、「安全人間認定証」が配布されます。2023年度は、年間20回実施し、従業員への安全教育を行いました。また、社外から要請に応じ同様の研修を実施させて頂いた結果、非常に高い評価を頂いております。
また、高所作業を実施する場合は当社従業員、構内工事業者に関わらず全員が高所作業訓練道場にて墜落制止用器具や親綱の使い方の認定教育を受講し、合格した者だけが高所作業ができるルールにして転落・墜落予防としています。
普通救命講習
2012 年から実施している社内普及員による普通救命講習Ⅰの受講者は、のべ 1,000人を超えました。社内だけでなく普段の生活でも、エクセディ社員が周囲の方々の命を守れるよう、これからもこの活動を推進して参ります。
リスク評価
安全衛生リスク評価要領に則り、新規事業及び既存事業において、機械設備(既存設備・新規導入設備)と作業における本質的安全化追求の為、遵守事項を定め、健康及び安全衛生リスクに関する詳細な評価を実施しています。またその結果を踏まえ、特定されたリスクに対する措置を取っています。
休業災害度数率
|
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
2024年度 |
---|---|---|---|---|---|
休業災害件数 |
16 |
10 |
20 |
16 |
19 |
休業災害度数率 |
1.12 |
0.35 |
0.71 |
1.22 |
1.44 |
・ 休業災害度数率=労働災害による死傷者数÷延べ実労働時間数×100万時間
・ 死傷者数=休業1日以上及び身体の一部又は機能を失う労働災害による死傷者数
・ 対象はグループ内の全製造拠点(従業員)。上記度数率は全製造拠点/度数率の単純平均
グローバルベースの安全対策
当社グループ全体の安全意識を高めることを目的に、国内・海外関連会社への現地安全指導会を行っています。
加えて、海外拠点への災害防止のための重点活動を年に2回行い、安全に関する指導全般を行っています。
各種訓練と教育
当社グループでは、災害の未然防止および、有事の際には被害を最小限におさえるため、訓練や教育を日常から行っています。
全社震災訓練
毎年3月に全社参加型の震災訓練を実施し、緊急時でも冷静かつ円滑に対応できる体制づくりを行っています。第1部では自衛消防本部を設置し、避難・被災者の救護、消火活動を行う訓練を行い、第2部では、災害対策本部を設置し、被災状況の収集、整理、報告、生産再開計画の作成を行う訓練を実施しています。
自衛消防隊
国内拠点と営業所に自衛消防隊を設置しています。図上訓練や可搬式ポンプ訓練など、定期的に訓練を行っています。また、自衛消防本部隊のメンバーは自衛消防業務の外部講習を定期的に受講し、有事に備えて適切な指示・行動がとれるように訓練しています。